いつも帽子かぶってるとハゲるって本当?嘘?帽子が似合う人は大体ハゲ?

いつも帽子をかぶってる人はハゲやすいって、多くの人が何となくそう思ってますよね。その理由は蒸れるから、といわれると、これも何となく納得です。

でも、それは嘘という反論も。そういえば、制帽の下は全部ハゲって、そんなことありませんね。帽子とはげの関係って、本当はどうなんでしょう。

帽子やヘルメットをかぶるとハゲるという伝説はホント?嘘?

この都市伝説みたいな話は、「はっきりした根拠はない」というのが答えです。

なぜ帽子がハゲを引き起こすのか。その理由がいくつか挙げられています。ちょっと見てみましょう。

帽子の中は蒸れやすい

帽子を長時間かぶっていると、中の温度や湿度が上がります。しかも汗や皮脂がいっぱい出ていて、細菌が繁殖するには絶好の環境なんです。

炎症が起きて髪の成長にも悪影響があり、いかにもハゲそうに思えますね

でも、実際に繁殖・増殖もするんですが、それが直接ハゲに結びつくかといえば、必ずしもそうとまではいえないんです。

帽子をかぶる職業の警察官、警備員、野球選手、建設作業員などが全員ハゲではないという状況証拠もありますし。

このことを裏付ける実験があるので、あとで紹介しますね。

帽子との摩擦で抜け毛が起こりやすい

確かに帽子を脱ぎ着するたびに側頭部には帽子が触れます。でも、よほどサイズの小さい帽子でない限り、そんなに大きな力はかかりません。

抜け毛が起こるのは、無理な髪形などで長期間引っ張り続けた場合。髪の毛は、帽子ぐらいで抜けるような軟弱なものではないんです。

帽子で血流が悪化してハゲになる

血行不良は確かにハゲの原因の一つです。帽子をかぶると頭皮の血管が圧迫され、血流が悪くなってハゲるという理由ですね。

アタマにとって異物である帽子を長期間かぶり続ければ、それは何か影響がありそうにも思えます。

でも、実際には大した血行不良は起こらないようです。だったらハゲにもならないはず。この理由も実験によって否定的な結果が出ています。

このようによ~くみてみると、帽子とハゲの因果関係はかなり怪しく見えてきますね。これを裏付けるのが、次に紹介する実験です。

帽子をかぶるとハゲになるかを確かめる実験

2016年に、医師、研究者で構成する組織が、帽子の内部環境の変化について実験を行いました。ヘルメットをかぶって、3時間運動した後の変化を調べたものです。

その結果、実験中は温度30°、湿度80%の状態が続き、細菌は病原菌も含め13種類を検出。その量も増えていました。また、血流量の低下は1%でした。

だだ、実験中に増えた細菌や汚れは、洗髪することで実験前以下になっています。
参考元:https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00396270

この実験では、ヘルメット着用で頭皮環境は確かに悪化しましたが、洗えばすぐに回復しました。それに血流が悪化することもありませんでした。

つまり、帽子でハゲる根拠は確認できなかったのです。

帽子でハゲるとは限らなくても蒸れるのには気をつけよう!

実験を実施した「帽子内環境研究会」の代表者(医師)によると、「新品のヘルメットでの簡単な実験なので不明点も多く、今後追加実験を続ける」とのこと。

実態に即したものではなく、結論は今後の課題ということでした。

帽子をかぶりっぱなしはハゲが悪化?

結論はともかく、実験では頭皮の環境は悪化しましたよね。現実には汚れたまま長時間が経過することだってあり得ます。

髪のためによくないのは事実なので、注意は必要でしょう。

先ほどの実験リーダーは、「帽子をかぶる職業では、できれば休憩中にでも洗髪を」と言います。

こまめに換気する、室内では帽子を脱ぐ、汗はこまめに拭く、蒸れにくい素材の帽子を選ぶなど、配慮をしながら帽子をかぶってくださいね。

それと、洗髪は必ずすること。これが一番大事です。毎日洗髪していれば、少々蒸れてもオッケー!ですね。

帽子をかぶるとハゲ対策・薄毛予防のためには有用だった!

そもそも帽子をかぶるのは、頭部を保護するのが目的のはず。薄毛に対しても、ハゲる心配よりハゲを抑えることが期待できるんです。

帽子が夏の強い紫外線や熱を防いで頭皮を守る

頭は体の中で一番紫外線・太陽熱を受ける部分です。紫外線には殺菌作用があるので、髪の毛や頭皮の細胞にもダメージを与えます。

紫外線と熱で髪が痛んで弾力を失うし、頭皮も老化が進み髪の成長力が低下します。薄毛の人ほど、受けるダメージは大きくなるんです。

夏の帽子は薄毛にはメリットのほうが多い

夏の帽子は確かに蒸れますが、その帽子は熱や紫外線を防いでくれます。だったら、かぶるメリットのほうがずっと大きいでしょう。

夏に戸外で活動するときには、頭皮を守るために通気性のいい帽子が有効です。

ダメージの大きい薄毛の人ほど帽子のバリア機能は有用。適度に換気していれば問題ないので、積極的に利用すべきでしょう。

帽子が冬の寒気から頭皮を保護

冬の寒い季節でも、頭皮は直接寒気にさらされます。夏に劣らず厳しい環境の中では、血管が縮こまってしまい血流も激減。

冬の空気は乾燥していて、無防備の頭皮は乾いてカサカサです。

育毛には程遠い環境になるので、ここで有用なのが帽子ですね。夏とは違ってかぶりっぱなしでもよく、換気も不要です。

保温性のいい素材の帽子で、保温と保湿で頭皮の保護が期待できます。

冬の帽子はこんなことに注意

寒い時期は汗や脂の汚れは少なくなります。かといって放置せず、清潔さは保ってくださいね。

ただ、暖かい室内では、汗も出てきます。屋内での長時間かぶりっぱなしは禁物です。暖かい日中など、必要ない場面では帽子は取っておきましょう

似合う帽子で薄毛ハゲ対策もアリ!

帽子の上手な使い方として、ハゲ隠しがあります。手っ取り早く、一瞬で薄毛ハゲがわからなくなりますからね。

しかも、坊主頭に似合うセンスのいい帽子を選ぶと、周囲の印象も抜群にアップします。

ナイキのキャップとか、年配ならシンプルなニット帽、若い人ならハットもイメージが変わっていいでしょう。ただし汚れないように、手入れは必要です。

まとめ・帽子をかぶるとハゲになる根拠はないが注意は必要

「帽子がハゲの原因とはいえない」というのが、どうやら正しい見解みたいです。すでに薄毛で、ハゲ隠しで帽子を使っている人も、まずは安心。

でも、環境の悪化は証明されましたから、やっぱり蒸れには注意しないとね。かといって帽子を敬遠すると損します。

帽子の薄毛を防ぐ効果には注目すべきです。上手に使えば強力な頭皮のバリアになり、ハゲ予防や悪化防止に使うのはとても有効なんです。

蒸れにくい素材や構造で、似合う帽子を探してみましょう